ダイレクトメール
「ハレオビ」のことを知っていただきたく、9月に都内の一部飲食店、一都三県のホテル、結婚式場に向けた約2700通のダイレクトメールをお送りした。
特に宅配テイクアウトに力を入れてらっしゃる飲食店さん向けが良好な反応があり、いくつかのご縁を結ぶことができたが、今朝、配達できなかったダイレクトメールが返ってきた。
その数139件。
配達できなかった理由がかかれているものもあり、その文字を見ると探しても投函する場所のないなか、メモを残される配達員さんの姿が浮かび、改めて感謝の気持ちが湧いてきた。
残念ながら戻ってきたものに附された調査票には、転居先不明が多いが「閉店」や「しばらく休み」と書かれたものがあり、この1年の厳しさを思った。
6月にオープンした「ハレオビ」のランディングページは、なかなかアクセス数が伸びず、今回ダイレクトメールというアナログな手法をとったのだが、多くの飲食店の方は、おそらく厨房でパソコンを開く姿はなく、スマートフォンやタブレットで仕事の合間に見ていただいた方が多かったようだ。
普段は行かれないような高級店から庶民的なお店、いわゆるゴーストレストランからのお問い合わせもいただき、「ハレオビ」が意外な場面で使われることがわかった。
残念ながらコスト面や用途で折り合わず、採用されないことも多いが、こうして飲食店さんとのご縁が生まれていくことに大変やりがいを感じるし、「ハレオビ」が魅力的なお弁当作りのお力になれればと思っている。
明日からは、長かった緊急事態宣言も解除される。
飲食店の皆様には、ぜひご本業で生の賑わいと笑顔を取り戻されることを願っている。