お弁当の掛け紙をシールにしてみた。

近年、社内コミュニケーションの一環で、ランチミーティングを取る会社が多いと聞く。

仕事場や会議室に皆が集まり、会社の補助でお弁当を取って食べたり、夜の接待の代わりに、お客様にちょっといいお弁当を食べて頂くようなシーンで、宅配のお弁当が人気を博している。

最近は人気のレストランが、営業時間外にこうしたお弁当を作り販売している。それを取りまとめて、注文から配送まで請け負うサービスを行うサイトが、しのぎを削っている。

このサイトを見ると、2段や3段になった重箱スタイルのお弁当もあり、見た目にも豪華で、届けられた人の盛り上がりが目に浮かぶ。

まさにそのお弁当を作っている、お客様から、ちょっとした悩みを打ち明けられた。

「この弁当容器、見た目はいいけど、2、3段目が外れるんだよね。セットに手間もかかるし。」

実際、掛け紙をして輪ゴムを巻いても、中身の重さで3段の弁当は不安定になり、外れてしまう。

そこで、私は掛け紙をシールにする事を提案した。

シールが、ピタリと容器を支えて、重さで外れることはない。なおかつ剥がしやすさも工夫した。何度もテストを重ねて、その製品は採用された。

それなりの数量が見込めるので、シールを経済ロットで作ることで、これまでの掛け紙と化粧ゴムよりもコストが安く、作業効率もあがった。この製品は、それ以降定番となって、お客様からの好評を得ている。

新しい市場には、これまでにない製品が生まれる余地がある。まさに情報と機能と着想がカタチになった製品だ。

こちらのシールについて詳しくは以下にアクセス!

シールでできた新しい掛け紙「ハレオビ」

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